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【11月22日 Xinhua News】中国青海省(Qinghai)北西部に位置するツァイダム盆地は、モンゴル語で「塩の沢」という意味を持ち、中国でも最も乾燥した場所として知られる。同盆地にあるチャルハン塩湖湿地には水草が豊かに生い茂り、浅瀬では魚が跳ね、趣ある水辺の風景が広がっている。さらには、オオハクチョウの群れが飛来し羽を休めることもある。

 淡水をより有効に活用するため、地元企業が2000年から長さ60キロ以上にわたる防水堤を築き始めた。これにより広範囲に流れていた河の水が徐々に蓄えられ、ゴビの荒れ地におよそ200平方キロの「白鳥の湖」を有する湿地が現れた。(c)Xinhua News/AFPBB News