オランダの欧州選手権出場が決定、相手のPK失敗で久々に大舞台復帰
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【11月17日 AFP】サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)予選は16日、各地で行われ、グループCのオランダは北アイルランドのPK失敗に助けられて0-0で引き分け、本大会出場が決まった。
勝ち点1を獲得すれば本大会の切符を手にする状況で敵地ウィンザー・パーク(Windsor Park)に乗り込んだロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督率いるオランダは、前半に北アイルランドの主将スティーブン・デービス(Steven Davis)がPKを枠の上に飛ばす幸運によりその目標を達成した。
2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)と昨年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)で本大会出場を逃しているため、サッカー大国オランダにとっては久々の大舞台復帰となる。
キャプテンのビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)はデービスのPK失敗が大きかったと認めている。「タフな試合だった。彼としては不運だが、自分たちにとってはラッキーだった! ドレッシングルームで選手は喜んでいる。われわれは主要大会に復帰する」
本大会出場が決まったことは、6月のUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)決勝でポルトガルに敗れた若手主体のチームが正しい道を歩んでいることを示している。
「選手として大きな意味を持つ。オランダ国民にとっても大きな意味があればうれしい」とコメントしたファン・ダイクは、「ビッグトーナメントに向けてしっかり準備しなければならない。われわれは直近の2大会に出場しなかった。いいパフォーマンスをしたい」と続けた。
敗れた北アイルランドは3位が確定してグループステージ突破を逃したが、来年3月のプレーオフに回ることとなった。(c)AFP