【11月17日 Xinhua News】中国上海市で12~14日に開催された2019第14回上海国際軌道交通展覧会で、中国内地では既に39都市で都市軌道交通が開通し、中国の鉄道営業距離が世界第2位となったことが分かった。

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 中国内地では今年9月末までに、39都市で軌道交通が開通し、営業路線は197路線、営業距離は5905キロとなった。2025年までに軌道交通が開通する都市は50カ所、営業距離は1万2000キロ以上になる見込み。中でも上海市や北京市はいずれも1000キロ以上の軌道交通網を形成する見通しとなっている。

 統計によると、中国内地では昨年、都市軌道交通の旅客輸送量が延べ213億人となり、1日平均約5800万人が都市軌道交通を利用し、全世界の軌道交通旅客輸送量に占める割合は3分の1を超えた。

 中国の鉄道は現在、営業距離で世界2位、電化率は7割以上で世界1位、鉄道複線化率は58.3%で世界2位となっている。高速鉄道の営業距離は、今年年末には3万4000~3万5000キロに達し、世界の高速鉄道営業距離の3分の2以上を占める見込み。(c)Xinhua News/AFPBB News