【11月17日 AFP】19F1第20戦ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2019)は16日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がキャリア2度目となるポールポジションを獲得した。

 フェルスタッペンは最後のアタックで1分7秒508の最速タイムを記録し、フェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)を上回った。3番手にはすでに年間優勝を決めているメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が入った。

 フェルスタッペンはチームの無線で「やったよみんな、すごく良かった」と話し、この日46歳の誕生日を迎えたクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表に向かって「最高の誕生日プレゼントだ、そうだろうクリスチャン?」と呼びかけた。

 ホーナー代表も、起伏のあるインテルラゴス・サーキット(Interlagos Circuit)で素晴らしい速さを見せ、予選全3セッションで最速タイムを出したフェルスタッペンを称賛し、「最高の誕生日プレゼントだ」「3セッション通して君は見事だった」と返した。

 フェルスタッペンは「マシンがとても良かった」「路面温度が変わりかけていたから少し調整が必要だったけど、マシンは飛ぶようだった。ポールポジションを取れてすごくうれしい」と話している。

 フェラーリのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)は4番手に入ったが、パワーユニット交換により、決勝では10グリッド降格のペナルティーを受ける。5番手にはメルセデスのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)、6番手にはレッドブルのアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)が入った。

 以下、トロロッソ(Toro Rosso)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)、ハース(Haas F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)、アルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、ハースのケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)と続いた。(c)AFP