【11月16日 AFP】米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のソーガス高校(Saugus High School)で14日、自身の16歳の誕生日に生徒2人を銃で撃って殺害し、その後自らの頭を撃って負傷していた男子生徒、ナサニエル・バーハウ(Nathaniel Berhow)容疑者が15日、搬送先の病院で死亡した。

 ロサンゼルス保安当局は、15日午後3時半(日本時間16日午前8時半)過ぎにバーハウ容疑者の死亡を確認した。校内に突入した警察が、負傷者らの中で横たわるバーハウ容疑者を発見したときから、容体は深刻だった。

 同容疑者は銃を扱ったことはあるものの、それまで問題を起こしたことはなく、物静かだが社交的という人物像が浮かび上がるにつれ、銃撃に至った謎が深まっている。

 ロサンゼルス郡のアレックス・ビラヌエバ(Alex Villanueva)保安官は記者会見で、計画的な犯行であることは分かるが動機は不明だと説明。死亡した男子生徒と女子生徒、負傷した3人の生徒らは、無作為に狙われたとの見方を示した。(c)AFP