【11月15日 時事通信社】15日付のイスラエル紙ハーレツは、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの中部デイルバラで民間人が暮らす建物を誤爆し、一家8人を殺害したと報じた。一家の中に武装組織「イスラム聖戦」の司令官と同姓同名の人物がいて、誤認したとみられる。

 ガザからの情報によると、デイルバラでは14日午前0時ごろ、ラスミ・アブマルホスさんの自宅の建物が爆撃され、8人が死亡した。イスラエル軍はイスラム聖戦のラスミ・アブマルホス司令官の写真を公表したが、殺害された一家を知る人物は「写真の人物とは別人だ」と主張した。

 一家は貧しく、電気や水のない暮らしを送っていた。14日午後には一家の葬儀が行われ、親戚の一人は「虐殺、冷血な殺人だ」と嘆き悲しんでいたという。ハーレツによると、軍は14日、攻撃に誤りがあったことを認めた。(c)時事通信社