【11月15日 AFP】サッカー中国代表のマルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)監督は14日、チームがW杯カタール大会(2022 World Cup)アジア2次予選でシリアに1-2で敗れたことを受け、指揮官を辞任すると明かした。

 76分に張琳ペン(Zhang Linpeng、チャン・リンペン)がオウンゴールを献上し、1-2で敗れた中国のリッピ監督は、新華社(Xinhua)通信に「私の給料はとても高額。私はそのすべての責任を負う。中国代表の監督を辞任する」と語ったという。

 中国サッカー協会(CFA)はリッピ監督の辞意を受け入れたか明らかにしていないが、チームがアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで行われた一戦で印象的なパフォーマンスを見せられなかったことを受け、指揮官が怒りを覚えたのは明白だった。

 予選グループAでは開幕4連勝のシリアが勝ち点12で首位に立っており、中国は同7でフィリピンと並ぶも、得失点差で2位につけている。(c)AFP