【11月14日 Xinhua News】人民日報(People's Daily)アプリによると、中国河北省(Hebei)懐来県(Huailai)にある地球外天体への着陸総合試験場で14日、火星探査任務が初公開された。

 一部の在中国大使館および国際機関の人たちが国家宇宙局の招きで同日、任務を遂行する探査車(ローバー)の空中停止(ホバリング)・障害物回避試験を見学するとともに、関連の試験施設を視察した。試験では探査車が火星の環境の下で空中停止、障害物回避、減速下降を行う過程がシミュレートされ、設計の正確性が総合的に検証された。これは中国火星探査任務の初公開であり、宇宙についての国際交流と協力を着実に進める重要措置でもある。

 火星探査は現在、国際的な科学技術イノベーション活動で、安全な着陸は火星探査で最も困難な挑戦の一つである。中国の初の火星探査任務は2020年に時期を選んで実施される予定。(c)Xinhua News/AFPBB News