【11月14日 Xinhua News】中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は現地時間13日、ブラジルの首都ブラジリアでインドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相と会談した。

 習近平氏は会談で次のように指摘した。先日、私は貴方とインドのチェンナイで会談を成功裏に行い、国際・地域情勢および両国関係における重要な問題について深く意思疎通し、良い話し合いをした。両国の関係部門は、われわれが合意した共通認識を着実に実行し、チェンナイ会談の前向きな効果を延長・拡大している。先週、インドは第2回中国国際輸入博覧会に主賓国として参加した。成約金額は前回より大幅に増加し、伸び率は出展国中最大だった。中国はインドが良質な商品の対中輸出を積極的に増やすことを歓迎する。両国は共に努力し、多国間主義を堅持し、世界貿易機関(WTO)を中心とする多角的貿易体制を守り、発展途上国の正当な発展権益と発展空間を共に守り、新興5カ国(BRICS)の協力を安定的に遠くまで推し進めたい。

 また、次のように強調した。中国とインドの関係が新しい1年の中で新しく大きな発展を遂げることを希望する。貴方が来年、再度の会談のため中国を訪れることを歓迎する。

 モディ氏は次のように表明した。われわれは武漢(Wuhan)とチェンナイ(Chennai)で2度会談し、信頼と友情を深めた。われわれの合意した多くの共通認識が確実に実行されつつある。インドは中国と二国間貿易投資を絶えず拡大し、エネルギーなどの分野での協力を拡大することを望んでいる。私は貴方と引き続き緊密に付き合い、意見の相違を適切にコントロールし、両国関係がより多くの成果を収め、絶えず新たな段階に踏み出すようリードすることを期待している。(c)Xinhua News/AFPBB News