【11月17日 CNS】漫画『ONE PIECE』の公式展示会「Hello、『ONE PIECE』 ルフィが町にやって来る!」が、深セン(Shenzhen)、成都(Chengdu)、上海、武漢(Wuhan)を経て、2019年12月14日から2020年2月4日までの間、湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)の謝子竜映像芸術館(XieZilong Photography Museum)で開催される。

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 雑誌「芸述中国(ichnart.com)」の編集長、王灏(Wang Hao)氏は、中国側主催者を代表して詳細について紹介し、「『ONE PIECE』が海を渡って中国にやってくる。ファンにとっては大きな驚きと喜びだ。日本のトップ漫画家の作品展は中国の6都市で行われ、日中間の意義ある文化交流となろう」と語った。

 今回の『ONE PIECE』中国展示活動は、作者の尾田栄一郎(Eiichiro Oda)氏が自ら監修し、登場人物のシーンを復元するだけでなく、100枚を超えるオリジナルの挿絵や、日本の伝統的技巧を融合したオリジナルストーリー、さらには制作現場も実物大で再現され、尾田氏が生の声で漫画の描き方の心得を語るイベントもある。

 王編集長は「漫画は日中両国の文化交流を多彩にし、若者同士の相互理解を促し、感情交流を進める重要な媒体だ」「展示から日本のトップ漫画家である尾田栄一郎氏の創作過程を知ることができ、漫画の発展の歴史と現状を研究する上で良質な方法と資料を提供している」と話している。

 前世紀の中頃以降、日本の漫画は世界に大きな影響を与え、手塚治虫(Osamu Tezuka)氏、鳥山明(Akira Toriyama)氏、そして尾田氏といった世界でもトップ級の漫画家を輩出した。中国の漫画もこの数年、盛んになりつつあり、多くの傑出した人材を生み出している。(c)CNS/JCM/AFPBB News