【11月16日 Xinhua News】中国河北省(Hebei)唐山市(Tangshan)の南湖(Nanhu)はかつて開灤(Kailuan)炭鉱の採掘で地盤沈下し、使用不能な土地だった。その後、1976年の唐山大地震で地盤沈下がさらに深刻化。これに加え、市内の生活ごみや建築ごみが全てこの土地に廃棄され、周囲の環境は劣悪だった。

 唐山市は1996年から一帯の総合整備を開始。かつての「工業の傷跡」に数年かけて水域面積11.5平方キロ、緑地面積16平方キロの生態公園を建設した。風光明媚な南湖は今では同市の美しさを表す名刺代わりとなり、市民や観光客が行楽やレジャーに訪れる絶好のスポットにもなっている。(c)Xinhua News/AFPBB News