【11月15日 CNS】中国・広州市(Guanzhou)の広州白雲国際空港(Guangzhou Baiyun International Airport)ビジネス航空サービス基地で6、7日、第2回広州ビジネス航空ショーが開催された。2日間のショーには国内外から500人以上の来賓や多くのビジネスジェット機メーカーの代表などが参加し、世界トップクラスのビジネスジェット機を出展した。

 米国のガルフストリーム・エアロスペース(Gulfstream Aerospace)とカナダのボンバルディア(Bombardier)は、それぞれ最先端モデル機を展示し、多くの来場者が見学した。

 北京の赤十字999救急センターのガルフストリームG550航空医療専用機もデビューした。この専用機は、中国でガルフストリームビジネスジェット機を改造した最先端の医療救助機で、世界中の航空医療救助に対応できる。さらに、中国メーカーの億航(EHang)が開発した人を乗せて自動運転するドローンが初登場し、未来都市の3次元交通という新しいコンセプトを来場者に示した。

 広州ビジネス航空ショーは、中国の官民団体が国内で初めて開いたビジネス航空に関するイベントで、今年は広州空港経済区管理委員会、広州白雲区政府、広州市商工連合会、広東省空港管理グループが共催した。粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア、Guangdong-Hong Kong-Macau Greater Bay Area)で航空産業群を構築し、ビジネス航空を発展させることをテーマに、情報の交流や共有を図った。(c)CNS/JCM/AFPBB News