【11月13日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)商務庁はこのほど、同省長沙市(Changsha)で建設中の中国・アフリカ経済貿易インキュベーションパークの第一期工事が2020年に竣工(しゅんこう)し、使用が開始されると明らかにした。今後は中国とアフリカの経済貿易協力に関連する国の機関や国際機関、企業、人材の進出を重点的に支援していく。

 同パークは、中国中南部で最大規模の国家級総合卸売市場、湖南高橋大市場を拠点として、ワンストップ式総合サービス体系と総合的な付帯サービスを設立し、進出企業にサービスを提供する。

 パークは、▽中国・アフリカ商品取引センター▽対アフリカ技術協力センター▽アフリカ企業インキュベーションセンター▽中国・アフリカ交流展覧プラットフォーム▽中国・アフリカ企業本部基地▽ワンストップ式総合サービスセンター-の六大機能エリアからなる。

 同省はインキュベーションパーク以外にも中国・アフリカ間の経済貿易博覧会事務局や経済貿易促進会、経済貿易協力研究院、経済貿易基金の開設とクロスボーダー人民元センターの設立準備を進めており、中国の地方政府の対アフリカ経済貿易協力の新たなモデル作りを模索している。(c)Xinhua News/AFPBB News