【11月10日 AFP】バドミントンの福州中国オープン(Fuzhou China Open 2019)は9日、各種目準決勝が行われ、男子シングルスでは大会第1シードの桃田賢斗(Kento Momota)が21-19、21-8でラスマス・ゲムケ(Rasmus Gemke、デンマーク)に勝利し、今季10度目の優勝に王手をかけた。

 連覇を狙う世界ナンバーワンの桃田は、決勝で第2シードの周天成(Tien Chen Chou、チョウ・ティエンチェン、台湾)と対戦する。周は、こちらもデンマークの第4シード、アンダース・アントンセン(Anders Antonsen、デンマーク)を21-10、21-12で倒して勝ち上がった。

 一方の女子シングルスでは、第4シードの奥原希望(Nozomi Okuhara)が第1シードの戴資穎 (Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)の途中棄権で決勝へ駒を進めた。奥原は第2ゲームを取って追いつくと、迎えた最終ゲームで戴が左膝のけがでリタイアした。

 奥原は、決勝でディフェンディングチャンピオンの陳雨菲(Yufei Chen、チェン・ユーフェイ、中国)と顔を合わせる。第3シードの陳は、20-22、21-8、21-17でカナダのミシェル・リー(Michelle Li)を破った。(c)AFP