【11月9日 時事通信社】カンボジアのフン・セン首相の政敵で、2015年から国外に逃れているサム・レンシー氏は9日、マレーシアのクアラルンプールに到着した。滞在先のパリからタイ経由でのカンボジア帰国を目指したが、タイ政府が入国を認めず、断念していた。引き続き帰国を目指す可能性がある。

 17年に解党を命じられた旧最大野党・カンボジア救国党の党首を務めたサム・レンシー氏は、タイを経てカンボジア独立記念日の9日に帰国する計画だった。しかし、パリからバンコクに向かうタイ国際航空機への搭乗が認められなかった。

 サム・レンシー氏はクアラルンプール到着後、支持者に対し、「希望を持ち続けよう。われわれは正しい方向に進んでいる」と語った。(c)時事通信社