【11月9日 AFP】脳卒中を起こしたフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)さん(76)が、入院先で順調に回復していることが分かった。関係者が8日、AFPに明らかにした。

 ドヌーブさんは今月5日、映画『De son vivant(彼女/彼の生涯で、の意)』を撮影していた病院で、がんと闘う息子の母親役を演じている間に脳卒中を起こした。

 関係者は、「治療が功を奏している。脳卒中の症状が非常に限定的で、ロケ先の病院に即座に入院できたのがとても幸運だった」「運動機能は損なわれていない」と明らかにした。ドヌーブさんは現在休養中で、今後さらに検査を受けることになっている。

 ドヌーブさんは初期治療を受けた後、パリの病院に移ったという。(c)AFP