【11月8日 AFP】男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods)が7日、米国選抜の主将として世界選抜と対戦する12月の第13回プレジデンツ・カップ(2019 The Presidents Cup)で、自らを推薦枠のメンバーに選んだと明かした。

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 4月の第83回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)でメジャー通算15勝目を挙げ、2週間前にZOZOチャンピオンシップ(Zozo Championship)を制して米ツアー最多82勝の記録に並んだウッズは、主将推薦の4人に自身を含めたと発表した。

 ウッズは、自身のほかに第119回全米オープン選手権(2019 US Open Championship)で優勝したゲーリー・ウッドランド(Gary Woodland)、2018年のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2018)王者パトリック・リード(Patrick Reed)、世界ランキング14位のトニー・フィナウ(Tony Finau)を指名した。

「主将として、チームの最後の選手にタイガー・ウッズを選ぶことにする」「彼はこれまでに9度出場していて、オーストラリアでのプレジデンツ・カップを2度経験しているので、選手としては3度目となる」と語ったウッズは、「第三者として話をするのは面白いね」と続けた。

 プレジデンツ・カップで主将がプレーするのは、初開催となった1994年のヘール・アーウィン(Hale Irwin、米国)以来となる。

 主将推薦を発表した場でウッズは、ペアや作戦を決める主将としての役割を果たしながらプレーするのは「重労働」であると認めたが、2か月前に膝の関節鏡手術を受けて以来の実戦となったZOZOチャンピオンシップで優勝して以来、今回の決断はおおかた予想されていた。

 ウッズは米国チームのかじ取りでは副主将のスティーブ・ストリッカー(Steve Stricker)、フレッド・カプルス(Fred Couples)、ザック・ジョンソン(Zach Johnson)を頼りにしたいと話した。

「難しい戦いになるが、自分には常に素晴らしいアシスタントが3人ついてくれる」「自分がプレーしているときは最高の頭脳の3人が助けてくれる」 (c)AFP