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【11月9日 Xinhua News】中国浙江省(Zhejiang)にある杭州蕭山国際空港で10月30日午前、入境旅客手荷物ターンテーブルに「新しい同僚」2匹が着任した。頭を低くし、においを嗅いで捜索を続け、不審物を発見すると、その場に座ってハンドラー(訓練士)に知らせる。

 2匹は杭州税関所属の杭州蕭山空港税関で訓練を受けたジャックラッセル・テリア。税関総署口岸監管司の探知犬審査グループの審査に合格し、正式に着任資格を得た。中国の税関が同種の犬を自主訓練して手荷物検査に導入するのは今回が初めてだ。

 ジャックラッセル・テリアは英国原産で、当初はキツネ狩りのための犬だった。人に懐きやすく友好的で、賢く機転がきき、エネルギッシュで許容能力が高く、訓練しやすいという特徴を持ち、次第に狩猟や麻薬・爆発物探知、捜索救助などの現場で働く小型犬として導入されるようになった。(c)Xinhua News/AFPBB News