【11月7日 AFP】街全体が国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)に登録されているイタリア・ベネチア(Venice)で3日夜、ゴンドラの船頭らによる運河の清掃活動が実施された。

 船頭らは、いつものカンカン帽の代わりにスキューバダイビング用のヘルメットをかぶって運河をさらい、洗濯機から自転車までありとあらゆる廃棄物を水中から引き揚げた。掃除をした男性の一人は「運河の底は別世界です」と話した。

 船頭らがこうした活動を行うのは今年2月以降6回目で、これまでに2.5トンのごみが回収されたという。3日撮影。(c)AFP