【11月6日 Xinhua News】中国国家煙草専売局は5日、たばこ専売監督部門が電子たばこのネット広告や販売の監督管理を行うと発表した。

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 国家煙草専売局、国家市場監督管理総局は先ごろ通告を出し、電子たばこのネット販売禁止を求めていた。国家煙草専売局専売監督管理司の責任者によると、各地方のたばこ専売監督管理部門は通告に従い、通販サイトや企業に注意を促した。また、関係部門と連携し、小中高校に近い店舗での未成年者に対する電子たばこ販売を厳格に摘発している。

 同責任者は「現時点で電子たばこ企業の一部が自社サイトの電子たばこ販売リンクを削除し、10余りの通販サイトが電子たばこの掲載を取りやめており、電子たばこのメーカーや販売企業、通販サイトは通告に従って電子たばこを扱うサイトやアプリ、店舗を閉鎖、電子たばこの撤去やネット広告の撤回を進めている」と述べた。

 同責任者はまた、重点地域のたばこ専売監督部門は、関連部門と共同で主要通販サイトの運営者を呼び出し、電子たばこ店の閉鎖と商品撤去を求めたと説明。同部門はまた、動的モニタリングの仕組みをつくってオンラインモニタリングを強化し、ネット上の電子たばこ関連情報を検索すると指摘。国家煙草専売局はより厳格な監督措置を取り、法に基づき電子たばこの不正な生産・販売を摘発していくと強調した。(c)Xinhua News/AFPBB News