タイ南部で検問所襲撃、15人死亡 イスラム武装勢力か
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タイ南部ヤラ県の病院に運ばれた、襲撃による犠牲者の遺体。メーコーニャオ・ファウンデーションが撮影、提供(2019年11月6日撮影、同日提供)。(c)AFP PHOTO / MAE KOR NEAW FOUNDATION
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【11月6日 AFP】(写真・図解追加)タイ南部ヤラ(Yala)県で5日夜、民間防衛ボランティアが詰めていた検問所2か所をイスラム武装勢力とみられる集団が襲撃して発砲し、少なくとも15人が死亡、4人が負傷した。軍報道官が6日、明らかにした。タイ南部の武力襲撃としては、過去数年で最悪の犠牲者を出す事件となった。
軍報道官は、「12人が現場で死亡し、さらに2人が搬送先の病院で死亡した。今朝になって別の1人が死亡した」と述べ、襲撃グループが検問所にあったいずれも複数のM16ライフルとショットガンを奪ったことも明らかにした。
マレー(Malay)系イスラム教徒が暮らすタイ南部では、タイからの独立を目指す勢力が中央政府と武力闘争を続けており、過去15年間で民間人を中心に7000人以上が死亡している。(c)AFP