【11月6日 AFP】イタリア・セリエAのブレシア(Brescia Calcio)は5日、元同国代表のファビオ・グロッソ(Fabio Grosso)氏を新監督に任命した。2006年W杯(World Cup)の優勝メンバーであるグロッソ氏は、週末に解任されたエウジェニオ・コリーニ(Eugenio Corini)前監督の後任となる。

 昇格組のブレシアは、今季リーグ戦10試合で7敗を喫し、下から2番目の順位に低迷中。コリーニ前監督は、3日に敵地で行われたエラス・ベローナ(Hellas Verona)戦に1-2で敗れた後、首を切られていた。

 ブレシアによれば、グロッソ氏は早速5日からブレシアのトレーニングで指揮を執り、9日に行われるトリノ(Torino FC)とのホームゲームで初陣を飾るという。

 グロッソ氏は左SBとしてインテル(Inter Milan)やユベントス(Juventus)で活躍した41歳。指導者としてはユベントスのユースチームでキャリアを開始した後、セリエBのFCバーリ(FC Bari 1908)を1シーズン率い、昨季はベローナの監督を務めた。(c)AFP