【11月5日 AFP】スペイン1部リーグのCDレガネス(CD Leganes)は4日、先月解任したマウリシオ・ペジェグリーノ(Mauricio Pellegrino)前監督の後任に、かつて日本代表を率いたハビエル・アギーレ(Javier Aguirre)氏を迎えると発表した。

 アギーレ氏にとっては、レガネスを残留に導くことが任務になる。チームは今季12試合を終えてわずか1勝しか挙げられておらず、勝ち点5で最下位に沈んでいる。しかし、これまでオサスナ(CA Osasuna)やRCDエスパニョール(RCD Espanyol)を率いて残留に成功した60歳の指揮官にとっては、非常に慣れたミッションだ。

 アギーレ氏はレアル・サラゴサ(Real Zaragoza)やアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)でも監督を務めたことがあり、スペイン1部リーグでは350試合以上で指揮している。

 現役時代、メキシコ代表として59試合に出場したアギーレ氏は、母国開催の1986年W杯(1986 World Cup)にも出場。引退後に2期にわたってメキシコを率いると、指導者としても2002年と2010年にそれぞれW杯を経験し、その後は日本も指揮している。

 今年はエジプトの監督として自国開催となるアフリカネーションズカップ(2019 The Africa Cup of Nations)に臨んだが、チームは南アフリカに敗れ敗退となり、解任されていた。(c)AFP