【11月4日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2019)第18戦のマレーシアGPは3日、MotoGPクラスの決勝が行われ、モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)が優勝を飾った。

 2番グリッドからスタートしたビニャーレスは、集団から一気に抜け出してリードを奪って序盤から主導権を握り、順調に後方との差を広げた。

 今季総合優勝を飾ったレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は、予選でバイクから投げ出されるクラッシュを喫して11番手からスタートしたものの、すぐさま2位にまで浮上。20周中12周を終えてビニャーレスとの差を2秒にまで詰めたが、最終的にビニャーレスは3秒差をつけてフィニッシュした。

 ビニャーレスはこれで今季2勝目を挙げ、総合順位では3位に浮上した。

 ドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)が3位に入っている。(c)AFP