【11月3日 AFP】ワールドラグビー(World Rugby)のビル・ボーモント(Bill Beaumont)会長が、2日に閉幕したW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)を「おそらく過去最高のラグビーW杯」と称賛した。

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 32年の大会史で初となるアジア開催のW杯は、6週間の激闘の末、南アフリカが32-12でイングランドを粉砕し、3回目のW杯制覇を果たすというかたちで幕を閉じた。

 ボーモント会長は、3日に都内で大会を総括する会見を行い、「2019年日本大会は、おそらく過去最高のラグビーW杯として記憶されるだろう」と話した。

「ラグビーに新たな観客を呼び込み、新規ファンを引き付けたという点で、もちろん最も画期的な大会だった」「6週間を通じて夢のような体験ができ、締めくくりとなる決勝も素晴らしかった」

 ブレット・ゴスパー(Brett Gosper)CEOも日本大会の成功を振り返り、「史上最高のW杯だったか? データの面からは間違いなくそう言える」とコメントした。

「SNSのビューは17億回を超え、テレビの視聴者数も世界最高を記録した。スタジアムの稼働率は99パーセントで、ファンゾーンには120万人が集まった」「デジタル面ではおそらく2019年最大のスポーツ大会で、アジアで180万人、日本で77万人が新たに参加してくれた」 (c)AFP/Julian GUYER