【11月3日 AFP】サウジアラビア当局は3日、国営石油会社サウジ・アラムコ(Saudi Aramco)株のリヤド証券取引所への上場を承認したと発表した。世界最大の上場となる可能性がある。

 サウジの資本市場庁(CMA)はサウジ・アラムコの新規株式公開(IPO)について詳細を明らかにしていないが、同社株の取引は12月中旬にも始まるとみられる。

 CMAはウェブサイトで、「サウジアラビア石油会社(サウジ・アラムコ)の上場申請と一部株式の公開を承認する決定を下した」と発表した。

 評価額が1兆7000億ドル(約180兆円)に上る可能性もある同社のIPOは、ムハンマド・ビン・サルマン(Mohammed bin Salman)皇太子による経済改革と石油依存からの脱却を目指すプランの目玉事業とされている。(c)AFP