【11月3日 AFP】19F1第19戦米国GP(United States Grand Prix 2019)は2日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)がコースレコードを更新して今季5度目、通算11度目のポールポジションを獲得。チームメートであるルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)の通算6度目の総合優勝決定を阻止する可能性を残した。

 3日の決勝でボッタスが優勝し、ハミルトンが8位までに入れなかった場合、数字の上ではボッタスにタイトル獲得の可能性が残る。

 米国GP初のポールポジション獲得となったボッタスは、Q3の1回目のアタックでベストラップ1分32秒029を計測。2番手タイムを記録したフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)とは0秒012の僅差だった。

 3番手にはレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がつけ、4番手はフェラーリのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)、5番手はハミルトンとなった。

 ハミルトンは米国開催の予選で自己ワーストタイの5番手スタートとなったが、ボッタスとの差は約0.3秒だった。ハミルトンは7月のドイツGP(German Grand Prix 2019)を最後にポールポジションを獲得できていない。

 6番手以下はレッドブル(Red Bull)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)、カルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)とランド・ノリス(Lando Norris)のマクラーレン(McLaren)勢、ルノー(Renault)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)、トロ・ロッソ(Toro Rosso)のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)の順で続いた。(c)AFP