【11月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は1日、ラグビーW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)終了後に、イングランド代表を率いるエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)をチームに招待すると伝えていることを明らかにした。

 スペイン出身のグアルディオラ監督は、2日に行われるイングランド対南アフリカの決勝をテレビ観戦する計画を立てている。その直後にはサウサンプトン(Southampton FC)とのリーグ戦に頭を切り替える必要があるものの、ジョーンズHCと意見交換をすることを強く望んでいる。

 オーストラリア出身のジョーンズHCは、グアルディオラ監督がドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の指揮を執っていたとき、ドイツを訪問してチーム練習を間近に見学したことがあり、イングランドが決勝進出を果たした今回のW杯でも、同監督からチームの指導方法に関して大きな影響を受けたと公言していた。

 グアルディオラ監督は報道陣に対して、「エディーとは1、2回ほど話したことがある。とても親切だった。彼と会えたのはうれしかった」「ラグビーのいくつかの動きに関して話した。私はラグビーの大ファンでテレビで観戦しているが、競技についてはあまり詳しくない」と語った。

「彼らから学べることは多い。あまり多くの時間を過ごせなかったが、イングランドが優勝して彼とスタッフをここへ招待し、もっと話せることを望んでいる」「チーム全員と、特に私にとってはうれしいことだ。彼らの幸運を祈っている」

 グアルディオラ監督がラグビーで最も感銘を受けていたのは選手たちの回復力で、あれほど激しくフィジカルな戦いを求められる現代ラグビーで、どうやって80分間も耐え抜けるのか驚いていた。

「試合の後、どうすればあのように選手たちをよみがえらせることができるのか尋ねてみたい」「彼らはどうやって乗り切っているのだろう? あれはすごい、私には想像もできないことだ」 (c)AFP/Adam Lanigan