【11月5日 CNS】北京の新しい空の玄関となる北京大興国際空港(Beijing Daxing International Airport)で先月27日午前7時29分、初のフライトとなる中国東方航空(China Eastern Airlines)の福岡行きエアバスA321型が離陸した。

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 初日は離陸が9便、着陸が6便あった。10月27日から来年3月28日までの冬季・春季ダイヤでは、大興空港を利用する航空会社は中国7社、海外8社の計15社になる見込み。国際線および香港、マカオ(Macau)、台湾の計15路線が開通し、旅客数は57万人に達すると予想される。

 航空会社で最も力を入れているのが、中国東方航空とその傘下にある中国聯合航空(China United Airlines)。発着便の総計は毎日153便におよび、空港全体の50%以上を占める。

 2020年3月までに北京-上海間以外のほとんどの同社の北京発着フライトを大興空港に移転し、大興空港からパリ、モスクワなどへの国際線も開設する予定。将来的には大興空港に180〜200機の航空機を新たに投入し、国内すべての省都をカバーし、空港の乗客数を年間1000万人以上に押し上げる計画だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News