【10月31日 AFP】フランス自動車大手でプジョー(Peugeot)を傘下に置くPSAグループと、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は31日、対等合併する計画を発表した。実現すれば、世界第4位の自動車メーカーが誕生する。工場の閉鎖はないとしている。

 両社は共同で、それぞれの取締役会が「両社の事業を全面的に統合し、50対50の対等合併を目指していくことに全会一致で合意した」と発表した。

 両社によると、合併により売上高が年間およそ1700億ユーロ(約20兆5000億円)、営業利益が110億ユーロ(約1兆3000億円)の企業が誕生するという。需要の鈍化に直面し、電気自動車開発に巨額の投資を要する自動車産業において、今回の合併は両社が必要とする事業規模の拡大をもたらすとみられている。

 親会社をオランダに新設し、その株式は両社の株主が半分ずつ取得するという。

 この親会社では双方に公平な代表権が与えられ、会長にはFCAのジョン・エルカン(John Elkann)会長が、また最高経営責任者(CEO)にはPSAのカルロス・タバレス(Carlos Tavares)CEOが就任する。また取締役の多くは独立役員になるという。(c)AFP/Pierre Donadieu and Richard Lein