【10月31日 AFP】(更新)パキスタン中部で31日、走行中の旅客列車が火災に見舞われ、州当局によると少なくとも65人が死亡、40人以上が負傷した。巡礼者で混雑する車内で一部の乗客が朝食を調理していたところ、ガスボンベが爆発したという。

 テレビの映像では、パンジャブ(Punjab)州ラヒームヤルカーン(Rahim Yar Khan)で車両が炎に包まれている様子が確認できる。人々が泣き叫ぶ声も捉えられている。

 AFPの取材に応じたパキスタン国鉄(Pakistan Railways)の幹部によると、東部ラホール(Lahore)で開かれる宗教行事に参加予定の巡礼者で混雑する列車内で、一部の乗客が朝食の準備をしていたところ、ガスボンベ2本が爆発した。

 パキスタンでは列車での長旅に食べ物を持ち込む人が多いが、ガスボンベの持ち込みは禁止されており、調査が開始されたという。

 これに先立ちシーリーン・M・マザリ(Shireen Mazari)人権相は、「恐ろしい。乗客が所持していたガスボンベが爆発し、列車が悲劇に見舞われた」とツイッター(Twitter)に投稿していた。

 マザリ氏によると、火災が起きた列車「Tezgam」は、首都イスラマバードに隣接したラワルピンディ(Rawalpindi)と南部カラチ(Karachi)を結ぶ路線で、国内最古で乗客数の最も多い鉄道だという。

 映像は列車火災が発生した現場、31日撮影。(c)AFP