【10月30日 AFP】カメルーン西部の都市バフサム(Bafoussam)で29日、集中豪雨の影響で土砂災害が発生し、少なくとも42人が死亡した。現場では複数の家屋が押し流されたという。国営放送のCRTVは、がれきや土砂をかき分け生存者の救出を行う必死の救助活動の様子を放送した。

 AFPの取材に匿名で応じた地元当局の幹部は、「救助活動は現在も続いていて死者数は今後増える恐れがある」と話した。カメルーンではここ数日、全国的に集中豪雨が続いていたため、各地で被害が報告されていた。隣国の中央アフリカやナイジェリアでも深刻な被害が出ている。

 映像は土砂災害が発生した現場での救助活動、29日撮影。(c)AFP