【11月1日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)のハイテク企業が、意思で操縦する小型無人機(ドローン)を開発、発売した。このドローンは本体、ヘッドバンド式意思コントローラー、アプリで構成。ブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)技術や感覚インタラクション技術、画像認識などの先端技術を融合し、意思制御によるドローンの飛行を実現した。

 ユーザーは意思によって、離陸や着陸、昇降、旋回など全ての飛行プロセスが操縦でき、ジェスチャーやまばたきによって写真やHD映像が撮影できる。

 このドローンの仕組みは、まず、コントローラーが額と耳の後ろの電極を通じて収集した前頭葉の脳波や歯の動き、まばたき、筋肉の活動電位などの生体信号を、アプリが分析処理して数値化。プログラムがそれを別のインタラクティブなコマンドに変換して操縦するようになっている。(c)Xinhua News/AFPBB News