【10月30日 AFP】サッカーイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2019-20)は29日、4回戦の試合が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)の2得点などで、サウサンプトン(Southampton FC)を3-1で下し、準々決勝進出を決めた。

 前年王者のシティはニコラス・オタメンディ(Nicolas Otamendi)とアグエロがそれぞれゴールを奪い、ホームでの前半を2-0で折り返した。

 一方のサウサンプトンはリーグ戦で降格圏に沈み、ラルフ・ハッセンヒュッテル(Ralph Hasenhuettl)監督が解任の危機にあるとうわさされている中で、56分にはアグエロにこの日2点目を許した。75分には、ジェームズ・ウォード・プラウズ(James Ward-Prowse)のCKからジャック・スティーブンス(Jack Stephens)がヘディングで1点を返したが、ほとんど慰めにならなかった。

 また、サウサンプトンにとってここ数日の悲惨な結果はまだ足りないとでも言うかのように、来月2日にはプレミアリーグで再びシティと対戦することになっている。

 他の試合では、エバートン(Everton)がワトフォード(Watford FC)に2-0で勝利し、窮地に立たされているマルコ・シルバ(Marco Silva)監督のプレッシャーを和らげた。

 エバートンは26日の試合でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に敗れたため、プレミアリーグでは降格圏との差がわずかになっている。

 フットボールリーグ1(3部)のバートン・アルビオン(Burton Albion)を3-1で下したレスター・シティ(Leicester City)も、勝ち上がりを決めている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS