【10月28日 AFP】19MLBは27日、ワールドシリーズ(7回戦制)の第5戦が行われ、エースのゲリット・コール(Gerrit Cole)の快投で勢いをつけたヒューストン・アストロズ(Houston Astros)は、7-1でワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)に大勝し、敵地での3連勝で2シーズンぶりのシリーズ制覇に王手をかけた。

 アストロズは、シリーズ初戦で7回8安打5失点と打ち込まれ敗戦投手となっていたコールが、この日はナショナルズ打線を翻弄(ほんろう)。110球中71球とストライク先行の投球で9三振を奪う一方、被安打は3本にとどめ、7回を投げて失点をフアン・ソト(Juan Soto)のソロ本塁打による1点に抑えた。

 打ってはヨルダン・アルバレス(Yordan Alvarez)、カルロス・コレア(Carlos Correa)、ジョージ・スプリンガー(George Springer)の3人にそれぞれ2点本塁打が飛び出し、アストロズはこれで3勝2敗とシリーズの戦績で先行することに成功している。

 コレアは本拠地へ戻る第6戦に向けて「僕らのファンの前で優勝できたら本当に格別だ」「人生で初めて失神しちゃうんじゃないかな」と話した。

 ホーム連敗からのワールドシリーズ制覇は、実現すれば1996年のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)以来の快挙となる。ホームでは2試合合計7-17と大差をつけられていたアストロズだが、1933年以来のワールドシリーズ開催となった米首都ワシントンでは、逆に合計19-3と圧倒し、その間は相手打線を打率1割7分5厘に抑え込んでいる。

 しかし、ホームで2連敗しているチームに油断はまったくみられず、コールは「シリーズを締めるにはあと27個のアウトを取らなくちゃならない。この1年で、取るのが一番難しいアウトになるはずだ」と話している。

 第6戦は29日に行われ、ナショナルズが勝った場合は30日に同じヒューストン(Houston)で最終第7戦が行われる。

 アストロズは、ここ3シーズンで2回目のタイトルが懸かる先発のマウンドにジャスティン・ヴァーランダー(Justin Verlander)を送り込む。一方ホーム3連敗を喫し、球団創設50周年にして初、首都のチームとしては1924年以来となる世界王者へ後がなくなったナショナルズは、スティーブン・ストラスバーグ(Stephen Strasburg)が先発を予定している。(c)AFP/Jim SLATER