【10月28日 AFP】女子テニス、WTAエリート・トロフィー(Hengqin Life WTA Elite Trophy Zhuhai 2019)は27日、決勝が行われ、大会第4シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)が6-4、6-2で第1シードのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)を下し、今季3勝目をまたしても中国で飾った。

 21歳のサバレンカはベルテンスをストレートで退け、自身の今季シングルス最終戦を優勝で締めくくった。世界ランク14位のハードヒッターは、中国でのプレーを満喫しているように映る。

 サバレンカは、1月に深センオープン(2019 Shenzhen Open)を制すと、ベルテンスに3回戦で勝利した9月の武漢オープン(Wuhan Open 2019)でも優勝しており、今季挙げた3勝の舞台はすべて中国だった。

 これからサバレンカは深センに移動し、エリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)とペアを組むダブルスでWTAファイナルズ(WTA Finals Shenzhen 2019)に出場する。

 キャリア通算5勝目を飾ったサバレンカは、トロフィーが増えてきたため部屋のスペースがなくなってきたと話す。「トロフィーのための新しい部屋が必要だと考えている」「今は特別な部屋のようなものはない。母と祖母がスペースがあるところにそれを置いている」

「でも特別な部屋を作ることになるかもしれない。そこにたくさんのタイトルを入れられるよう願っている」 (c)AFP