【10月28日 AFP】19F1第18戦メキシコGP(Mexican Grand Prix 2019)は27日、決勝が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、ほぼ完璧なレースで今季10勝目を飾ったが、年間王者のタイトル獲得は次戦以降に持ち越しとなった。

 3年連続通算6度目の総合優勝を目指すハミルトンは、王者にふさわしいレース運びで完勝。2位にはフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が入り、ハミルトンのチームメート、バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)は3位でフィニッシュして自身のタイトル獲得へ望みをつないだ。

 ポールポジションからスタートしたフェラーリのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)は4位に終わり、5位と6位にはアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)とマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)のレッドブル(Red Bull)勢が続いた。レーシングポイント(Racing Point)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)は地元GPを7位でフィニッシュした。

 8月のサマーブレーク以降では2勝目となったハミルトンは、メキシコGPでは2度目の優勝。自身通算83勝目がメルセデスにとって記念すべき100勝目となり、これで通算30レース連続でポイント獲得となった。次週の第19戦米国GP(United States Grand Prix 2018)で4ポイント以上獲得すれば、ハミルトンの通算6度目の総合優勝が決まる。(c)AFP