【10月27日 AFP】2019-20アルペンスキーW杯は26日、オーストリア・ゼルデン(Soelden)でシーズン開幕戦となる女子大回転第1戦が行われ、ニュージーランドの10代の新鋭アリス・ロビンソン(Alice Robinson)が女王ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)との接戦を制し、優勝を飾った。

 まだ17歳のロビンソンは1本目でシフリンと0秒14差の2位につけると、2本目は全体14位のタイムだったもののシフリンを上回り、合計2分17秒36をマーク。0秒06差で女王に競り勝ってW杯初優勝を飾った。昨シーズンのアンドラ大会で2位に入っており、表彰台入りは2回目となった。

 この12月で18歳になるロビンソンは、優勝直後のインタビューでユーロスポーツ(Eurosport)に対し「すごく驚いている」「超うれしい! 超最高!」と話した。

「2本目は少し緊張していたけど、なんとか持ちこたえられた」「悪くはなかったと思う」「よし、やってやるって感じだった」

「夢みたいで、今も驚いている」「正直に言って、これだけの僅差でミカエラに勝って、ここに立てているのはすごく運が良いと感じている」

 テッサ・ウォーリー(Tessa Worley、フランス)が1本目6位から2本目に巻き返し、ロビンソンと0秒36差の3位に入って表彰台に食い込んだ。(c)AFP