【10月27日 AFP】19MLBは26日、ワールドシリーズ(7回戦制)の第4戦が行われ、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)は8-1でワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)に快勝し、シリーズの戦績を2勝2敗のタイに戻した。

 アストロズは先発ホセ・ウルキディ(Jose Urquidy)が5回を無失点に抑えると、7回にはアレックス・ブレグマン(Alex Bregman)がナショナルズ3番手のフェルナンド・ロドニー(Fernando Rodney)から左翼ポール際に飛び込む高々とした打球の満塁本塁打を放ち、そのまま大差を保って勝利を収めた。

 ブレグマンは「とにかくフライを打って最低でも1点というつもりでいたら、4点入ってくれた」「チーム一丸となっての素晴らしい勝利だ。きょうはみんなで最高の仕事をして、相手にプレッシャーをかけられた」とコメントした。

 先発のウルキディも2安打4奪三振と好投し、67球中45球ストライクを集める投球で相手打線を手玉に取った。

 ナショナルズのデーブ・マルティネス(Dave Martinez)監督は「この2試合は打てていないが、巻き返しに自信を持っているし、あしたは当たりが出るだろう」「過去は変えられないのだから、あしたへ向けて準備しよう。先の試合を見すぎてはいけない。集中すべきは今現在だ」と話した。

 引き続きナショナルズの本拠地で行われる第5戦は、ナショナルズが第1戦の勝利投手となったマックス・シャーザー(Max Scherzer)、対するアストロズはゲリット・コール(Gerrit Cole)が先発を予定している。コールは前回登板まで5か月にわたり負けがなく、その間は先発25試合で19勝無敗の成績を残していたが、第1戦の黒星で久しぶりに負けが付いた。(c)AFP/Jim SLATER