【10月28日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)の蘇州ハイテク産業開発区で24日、「中日省エネルギー・環境保護総合フォーラムと中日グリーン発展環境保護・省エネルギー技術交流会」が行われ、同開発区に「中日グリーン産業イノベーション試験区」を建設する計画が明らかになった。グリーン産業に関する新たな協力モデルを探るとともに、中日両国の双方向交流のための新たなプラットフォームを構築する。

 清華大学(Tsinghua University)蘇州環境イノベーション研究院の幺新(Yao Xin)副院長は、同試験区では世界をリードする日本のグリーン環境技術を活用し、中日両国の省エネ・排出削減、低炭素経済技術、産業融合の推進に焦点を当て、中日グリーン産業の連携・協力モデル区を構築すると説明した。

 経済産業省通商政策局企画官の飯田大介氏は、中日関係は現在、新たな発展段階へと進みつつあり、両国の経済協力、特に環境保護や省エネ産業方面での協力は今後、より一層推進されていくとの見通しを示した。(c)Xinhua News/AFPBB News