【10月29日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)雅安市(Ya’an)宝興県(Baoxing)穆坪鎮(Muping)新民村(Xinmin)五組の住民、苟全福(Gou Quanfu)さんは23日午前、自宅前で、さほど離れていない大木の上にいる野生ジャイアントパンダ1頭を発見するという驚きの体験をした。住民が撮影した動画に写ったパンダは、高さ十数メートルの木の枝に座り、落ち着いた様子でのんびり木の枝を食べながら、さまざまなかわいらしいポーズを見せている。

  宝興県では、村民や観光客が毎年野生のジャイアントパンダに複数回に遭遇しており、動画では最近何度か野生のジャイアントパンダと宝興で「親密に接触」している様子が撮影されている。

 同県は、ジャイアントパンダが科学的に発見された場所であることから「ジャイアントパンダの故郷」と呼ばれる。2015年に発表された全国第4次ジャイアントパンダ調査データによると、県内に生息するジャイアントパンダは計181頭となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News