レスターがリーグタイ記録で圧勝、吉田出場のサウサンプトン粉砕
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【10月26日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは25日、第10節の試合が行われ、レスター・シティ(Leicester City)は9-0でサウサンプトン(Southampton FC)に大勝し、プレミア最多タイ記録の得点差で歴史に名を刻んだ。
ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督率いるレスターは、アヨセ・ペレス(Ayoze Perez)とジェイミー・バーディー(Jamie Vardy)がそれぞれハットトリックを記録。1995年3月にマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がホームでのイプスウィッチ・タウン(Ipswich Town)戦で樹立した記録に並んだ。
今季好調の滑り出しを見せているチームは暫定2位に浮上しており、27日にトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)との対戦を控える首位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差は現時点で5となっている。
一方、雨にそぼぬれた本拠地セント・メリーズ(St Mary's Stadium)で歴史的大敗を喫したサウサンプトンは、得失点差で降格圏に転落している。
レスターは10分にベン・チルウェル(Ben Chilwell)がこぼれ球を押し込んで先制したが、この前の場面でのペレスに対する遅れたタックルで、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の検証を通じたレッドカードがライアン・バートランド(Ryan Bertrand)に出されたことが、ゴールラッシュの口火を切ることになった。
スタジアムが豪雨に見舞われる中、ユーリ・ティーレマンス(Youri Tielemans)とペレスが立て続けに得点してレスターは20分も待たずにリードを3点に広げた。
さらに38分にペレスが再び得点すると、バーディーがこの夜最初のゴールを決め、レスターは1984年以来となるハーフタイム前での5得点を記録した。
それでもサウサンプトンゴールに対するゴールの雨あられはとどまることなく、57分にはペレスがこの日3点目を決めると、直後にはバーディーが加点した。
試合が残り5分となったところでジェームズ・マディソン(James Maddison)が決めたゴールで、プレミアの敵地での最多得点差記録を樹立したレスターは、アディショナルタイムにバーディーが自ら得たPKを沈めて、レスターの名を歴史に刻んだ。(c)AFP