【10月30日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)アルシャー盟エジン旗ダライフブ鎮(達来呼布鎮)の東南約25キロの場所にあり、シルクロード・草原の道で保存状態が比較的良好な古城遺跡、「黒城(カラ・ホト)遺跡」は、西暦9世紀に建てられ、2001年に第5回国家重点文物保護単位(国の重要文化財に相当)リストに登録された。

 西夏時代には、監軍司(地方を支配する官庁)「黒水鎮燕軍」の駐屯地が置かれていたという。19世紀から今日まで、文書などの貴重な文物が多く出土している同遺跡は、国内外の学術研究界から広く注目されている。(c)Xinhua News/AFPBB News