【10月30日 CNS】四川省(Sichuan)と雲南省(Yunnan)の境界に跨る瀘沽湖(Lugu Lake)で20日、「2019環瀘沽湖国際自転車ロードレース」が開催された。激しい戦いの末、モンゴルの波徳(Bode)選手が1時間17分23秒で男子道路精鋭部門を制した。

【関連記事】中国に残る母系社会「東方女児国」 家長「祖母」の暮らし

 瀘沽湖は「高原の真珠」とも呼ばれ、透き通った紺碧の湖水を湛え、湖水面積は約50平方キロだ。この地方は「東方女人国」「母系社会の最後の生きた化石」とも称され、高原湖の美しい自然風景と独特な古式な摩梭(モソ、Mosuo)文化が相まって、魅力のある景色を形作っている。

 中国、モンゴル、ベネズエラなどから参加した選手250人は、瀘沽湖の四川側の「情人灘(Qingrentan)」から出発し、「瀘源涯(Luyuanya)」、「里格半島(Lige Bandao)」、「草海(Caohai)」などの観光名所と沿線の摩梭人の古村落を通り、湖を一周した。

 コースは平均海抜2700メートルを超え、全長52キロメートル、山岳道路、省道と村道を含み、急坂や急カーブ、長い下り坂などがあり、路面が複雑で普通のロードレースに比べて難易度が高い。レースには男子道路精鋭部門、男子道路公開部門、女子道路公開部門の3部門に分かれ、賞金は総額30万元(約460万円)だった。

 中国の高傑(Gao Jie)選手が1時間19分28秒で男子道路オープン部門1位となり、中国の楊麗萍(Yang Liping)選手は1時間33分22秒で女子道路オープン部門で優勝した。

 そのほか「スピードの遅さを競う」項目や「障害リレー」などの「おもしろ」自転車競走が同時に開催され、人々がこぞって参加した。主催者側の説明によると、「環瀘沽湖国際自転車ロードレース」は瀘沽湖地方の海抜の高さと距離の長さと坂の多さ、など先天的な地理的特性を利用し、沿線の民俗文化と風光明媚な景色と合わせ、スポーツと観光の融合によって、少数民族地区の経済発展と文化の伝承を促すとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News