【10月25日 AFP】19-20NBAは24日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)が141-122でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に勝利した。

 新しい本拠地チェイス・センター(Chase Center)での最初の試合で、ウォリアーズはフリーエージェント(FA)で退団したケビン・デュラント(Kevin Durant)と故障で離脱しているクレイ・トンプソン(Klay Thompson)が不在の中、カワイ・レナード(Kawhi Leonard)が新加入して勢いに乗るクリッパーズに全く歯が立たなかった。

 6月のNBAファイナルで、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)の一員としてウォリアーズを倒したレナードは、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に勝利したシーズン開幕戦で30得点を記録したのに続き、この日も21得点の活躍を見せた。

 ベンチスタートのルー・ウィリアムズ(Lou Williams)がチームハイの22得点をマークしたクリッパーズは、62.5パーセントのフィールドゴール(FG)成功率を記録。対するウォリアーズは、ステフェン・カリー(Stephen Curry)がチーム最多の23得点を決めたが、チーム全体のFG成功率は39.4パーセントにとどまった。

 一方、ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)は、昨季のレギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)に輝いたヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)の活躍で、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)を117-111で下した。

 昨季60勝を記録した強さを完全に維持しているバックスは、アデトクンポがこの試合で30得点、13リバウンド、11アシストを記録し、今季自身初のトリプルダブルを達成。ロケッツで新たにタッグを組むことになった元MVPペアのジェームズ・ハーデン(James Harden)とラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)の出鼻をくじいた。

 ロケッツはウェストブルックが24得点、16リバウンド、7アシストを記録し、14本のフリースローを全て成功させながらFGは13本中2本しか決まらなかったハーデンは19得点、7リバウンド、14アシストをマークした。(c)AFP