【10月26日 Xinhua News】中国遼寧省(Liaoning)阜新モンゴル族自治県(Fuxin Mongol Autonomous County)沙拉鎮の塔尺営子遺跡で2015年に発見された「石彫神人面像」がこのほど、遼寧省博物館で公開された。約7500年前のものとされる同像は、放射性炭素年代測定や専門家による4年近い研究を経て、中国で出土した最も古い「神像」と認定された。

「石彫神人面像」は、同省で開催中の文化財展「又見紅山」(紅山文化との再会)で初公開された。材質は灰色の火打石で、高さ9.2センチ、幅5.17センチ、奥行3.05センチ。滑らかに加工され、各面は均一な丸みを帯び、断面の角は鋭い。正面上方に陰刻と呼ばれる技法で彫刻が施され、中央に顔が彫り込まれている。(c)Xinhua News/AFPBB News