【10月25日 AFP】UCIロード世界選手権大会(UCI Road World Championships)で通算3度の優勝を誇るボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)が24日、来年のジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2020)に初出場すると表明し、来季限りで現役を退く可能性についても言及した。

 イタリア・ミラノ(Milan)で行われた2020年ジロ・デ・イタリアのコースプレゼンテーションに出席したサガンは、「引退する前にジロに出たいと、いつも言っていた。ジロに出たらキャリアを終えられるかもしれない」と語った。

「スロバキアにかなり近い場所からスタートするから、とてもうれしい」「今回のルートは本当に気に入っている。第1ステージの舞台はハンガリーだ。スロバキアはハンガリーからすごく近いから、最初の3ステージには、きっと僕のサポーターがたくさんいるだろう」

「だけど、イタリアのコースを回るステージも楽しみだ。イタリアには住んでいたし、練習でも慣れ親しんでいる。(ジュニア時代の)2008年には初めて(マウンテンバイクの)世界選手権で勝った場所だ」

 現在29歳のサガンは、来年のツール・ド・フランス(2020 Tour de France)に参戦することも表明した。同大会ではポイント賞のマイヨ・ヴェール(グリーンジャージー)を史上最多の通算7度獲得している。(c)AFP/Emmeline MOORE