【10月25日 AFP】男子テニス、スイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2019)は24日、シングルス2回戦が行われ、大会第7シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は6-3、3-6、7-5でフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)との激戦を制した。しかし、そのわずか1時間後、腰の故障を理由に第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)との準々決勝を棄権すると発表した。

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 四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇る34歳のワウリンカは、試合を終えた後、「悪いニュースだ。棄権しなければならない」とすると、「この試合で腰にトラブルを抱えていた。あす(25日)に間に合わないのは確実だ」と明かした。

 これにより、地元バーゼル(Basel)大会で通算10回目のタイトル獲得を目指すフェデラーが、不戦勝で26日の準決勝に駒を進めた。14年間にわたりライバル関係を続けている両者の通算戦績はフェデラーの23勝3敗となっており、実現すれば27回目となっていた注目の同胞対決では、同選手が圧倒的有利とみられていた。

 英ロンドンで開催されるATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2019)に向けたレースランキングで、ワウリンカは暫定14位となっており、次週のパリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2019)で今季のツアー日程が終了することから、出場権獲得の可能性は狭まったと思われる。

 一方、第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は、予選勝者のリカルダス・ベランキス(Ricardas Berankis、リトアニア)に6-7(4-7)6-2、6-4の逆転勝ちを収め、今季通算13回目のベスト8入り。準々決勝では、第5シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)を6-2、6-4で撃破したセルビアのフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic)を迎え撃つことになった。

 第6シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)は、ライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)に29本のサービスエースを決められるなどして、2時間半に及ぶ激戦を7-6(7-4)、6-7(4-7)、5-7で落とした。

 上位8人が出場できるATPファイナルズに向けたレースで暫定10位につけているゴフィンは、次週のパリ大会で最後のポイント獲得を目指すことになる。

 第4シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)は、フランスのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)を6-2、4-6、6-3で退け、オペルカとの準々決勝に進出。レースで9位につける中で、出場権争いに踏みとどまった。(c)AFP/Bill SCOTT