【10月24日 AFP】日本ラグビー協会(JRFU)の森重隆(Shigetaka Mori)会長は24日、W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)で日本代表を8強に導いたジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)ヘッドコーチ(HC)を続投させる意向を示した。

 森会長は短い発表文の中で「W杯日本大会での戦績に鑑み、HCの要請をすることを選考委員会として決めた。今後、具体的な交渉に入る」と述べた。

 ニュージーランド出身のジョセフHCの下、日本は大方の予想を覆すと、アジア初にしてラグビー伝統国以外での開催となったラグビーW杯を盛り上げた。

 日本はプールステージでアイルランドに19-12、スコットランドに28-21で勝利して組首位に立つと、世界ランキングでは史上最高の6位にまで浮上。準々決勝では南アフリカに3-26で敗れたものの、勇敢な戦いぶりは日本全国のファンのハートをつかみ、ラグビー人気が高まった。(c)AFP