【10月24日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は23日、グループH第3節が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)は1-0でアヤックス(Ajax)に勝利した。

 終盤にミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)が決勝点を決めた若手中心のチェルシーは、欧州の舞台での戦いに向けて準備が整っていることを示し、決勝トーナメント進出に向けてアヤックスと勝ち点で並んだ。

 敵地に乗り込んだチェルシーは、目を見張る戦いぶりをみせると途中出場のバチュアイーのゴールで勝利を引き寄せ、昨季大会(UEFA Champions League 2018-19)で4強入りしたアヤックスと勝ち点6で順位表のトップに並んでいる。

 フランク・ランパード(Frank Lampard)監督率いるチェルシーは、ヨハン・クライフ・アリーナ(Johan Cruyff ArenA)で運にも恵まれ、クインシー・プロメス(Quincy Promes)の前半のゴールがアヤックスにとっては厳しい判定でオフサイドと判定され取り消されると、後半にはエドソン・アルバレス(Edson Alvarez)のダイビングヘッドがポストに当たった。

 それでも若手が多いチェルシーは、この夏にエデン・アザール(Eden Hazard)を失いながらも欧州のトップクラブと競えることを示すと、その中でも屈指のダイナミックな攻撃を見せるアヤックスと対等に張り合い、公式戦6連勝を飾っている。

 この日行われた同組の試合で、リール(Lille OSC)と1-1で引き分けたバレンシア(Valencia CF)は勝ち点を4へ伸ばすにとどまっている。(c)AFP